やっぱりあなたと ~クールな上司は強がりな部下を溺愛する~
和哉の提案に莉緒が首を横に振る。
「好きです!そういうの」
「じゃあ、今度やろう。俺おにぎりくらいなら作れるし。」
「はい」
二人でやりたいことがいっぱいある。

「それまでにはやっぱり買わないとな」
「何をですか?」
「エプロンだろー。おそろいの」
そう言って和哉が携帯の画面を開きさっそくエプロンを検索し始めた。

二人でおそろいのエプロンをしてキッチンにたちたいと和哉は莉緒に話していた。

「シンプルなのがいいですね」
「だなー。俺が花柄とか気持ち悪いだろ」
「確かに」
「ひどいな、お前」
何をしていても、楽しい。
心から笑顔になれる。
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