ホワイトデーにくちづけを
「んっ……」


そして、私は王子様のキスでしばしの眠りに落ちていった。



2日後、完全復活した私。


高校の最寄り駅の電車のホームへ降りたつと、心臓がドキンと跳ねた。


その人の背の高い後ろ姿を見た途端に、自分の記憶に自信がなくなる。


あれは、やっぱり夢だったのかな。


だって、カッコ良すぎるでしょ。


あんな人と私が両思いだなんてありえないってば。


あのキスは、夢か幻だったんじゃないかな。
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