世界No.1の総長と一輪の花 ホワイトデー特別編




雑貨店を出た俺と花莉は、外にあるベンチに腰を下ろした。
外は少し曇っているけど、風は吹いていないし寒くない。ちょうど過ごしやすいくらいの気温。




花莉は一旦今つけてるヘアゴムをはずして、袋からさっき買ったばかりの赤のリボンヘアゴムを2つ取り出す。




綺麗に巻いた髪、おろしてんのも可愛い。

これ…花莉が自分で巻いたんだよな?
………女のコってすげぇな。めちゃくちゃ器用じゃん。




花莉が髪を縛る姿をじっと見ていた。
耳の後ろあたりで、ゆるく縛って。もう片方も。

やがて



「できた…っ!!」



最後に手鏡で確認して、そう言った彼女。

やっぱ思ったとおり。
赤いリボンヘアゴムがよく似合っている。今日の花莉の服装からしても、白のニットの服に赤はよく似合う。



「最高に似合ってる」



うん。
他にこんなにこの赤いリボンヘアゴムが似合うやつはいねぇ。




「写真撮ってもいい?」




そう聞いてみたが、花莉の許可を待たずに自分のスマホをカメラモードにして。




カシャッ



と写真を1枚撮った。


< 17 / 55 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop