奇跡の様に産まれた私
俺は父親を待ってる間小児科を散策した

プレイルームで女の子が泣いていた

それが小雪だった

「どうしたの⁇」

「ゆみちゃんが…ヒック
今日ここで遊ぶ約束したのに…ヒック
お部屋にいなかったの…ヒック
ベッドも片付けてあったの…ヒック
約束したのに…ヒック」

俺はそれが何を意味しているのか

すぐにわかったが…

幼い小雪は理解出来ていなかった

俺は小雪を励ます為に

「ゆみちゃんは退院したんだよ
また遊びに来てくれるよ
大丈夫!」

と嘘を言った

「本当⁇来てくれる⁇」

「うん だからもう泣かないよ
代わりにお兄ちゃんが遊んであげるよ」

「うん!もう泣かない!」

「偉いぞ!」

と頭を撫でた

小雪は嬉しそうに俺を見た




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