俺様天然男子
その後の記憶がない。



まだダルい体を横に捻れば、暖かい温もり…。



「えっ…?」



そこには、スヤスヤ眠る雛森がいた。



なんで…?



あれっ…俺は昨日雛森に…。



「うっわぁ〜…」



最悪だ…。



こんな天使みたいに可愛い雛森を無理やりベッドに押さえつけた。



キスしたとこまでは覚えてる。



その先は…?



「んっ…理音くん…?」

「ひ、雛森…?」

「おはよう…。熱は?少しは下がったかな…」



えっ、なんでいんの…?



俺…雛森になにしたの…?



「んー…まだ熱いかな…」

「ひ、雛森‼︎」

「ん?」

「俺、昨日雛森に…嫌われるようなこと…してない…?」

「あははっ、してないよ。ベッドに押さえつけられてめっちゃチューされて、そのまま寝ちゃったんだよ、あたしの服、ギューって握って」

「ご、ごめんなさいっ‼︎」

「怒ってないよ。ただ、帰れなくて、様子見に来た理音くんのお母さんが平謝りであたしにご飯出してくれたくらい。で、あたしはお風呂に入れずに服をずっとつかまれたまま寝たんだよ」



お、怒ってるじゃんっ‼︎



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