俺様天然男子
忘れてたわけじゃない。



呼べないような気がして、考えることから逃げてただけ。



刻々と時間が過ぎていくと、なんだかソワソワしてきた。



お昼はオシャレなイタリアンレストランでケーキまで食べて、近くにあった雑貨屋を見たりCDショップに行ったり。



チェックインの時間になったので、まずはホテルにやって来た。



「あっ、ごめん…」

「こ、これは…計算?」

「マジで違うからね⁉︎本気で間違っただけだから‼︎」



部屋に入ったら、ダブルベッドだった。



そ、そうか…。



ふたつのベッドが必要ならツインだったのか…。



「い、嫌なら俺…イスで寝ます…」

「あははっ、大丈夫だよ。あたしは一緒に寝たい」

「雛森…ホント…ええ子やなぁ…」

「関西弁っ⁉︎」



ごめんよ…。



世間知らずのバカ彼氏、ごめん…。



カバンを置き、ポスっとベッドに座る雛森。



くぅ〜‼︎



今日はずっと雛森独り占めっ‼︎



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