俺様天然男子
ヤバイ。



ニヤニヤが止まらなくなって来た。



「夜ご飯はどうするの?」

「外で食うよ。父さんが言うにはかなりうまいって。日本料理だけど大丈夫?」

「うん、好き‼︎予約したの…?」

「したよ。父さんがね。雛森に誕生日プレゼントだって」

「えっ⁉︎なんか申し訳ない…」

「なんかね、父さん、雛森に感謝してるんだって。俺が明るくなったのは雛森のおかげだって」

「そんなことないよ。理音くんが頑張ったからだよ」



雛森のおかげだと、俺も思ってる。



雛森を好きになって、俺はかなり変わった。



人前に出ることも、人と話すことも。



自分が変わりたいと思えたのは、雛森のためだったから。



「ふぁ〜…。歩いて疲れたねぇ…。ちょっと休憩…」



そんなに無防備にベッドに寝ないでよ。



キスくらいなら、許してくれる?



雛森の隣に移動すると、疲れたのか眠そうで。



ヘラっと笑うその顔が大好きすぎて。



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