冬と恒温
話は脱線に脱線を重ね、結局結末が聞けないまま大学の昼休みは終わった。
「…って話はまだ終わってないんだけど?なにがベットにいたんだよ…猫のイメージで終わってんだけど」
大学終わり、杏子はバイトに向かおうとする林檎を引き止めて言った。
「ああ、なんか大きめの人が寝てたんだよね。あ、ごめんバイトだから行くわ。」
「…え、大きめの人?え?それ男じゃないの?…危機管理能力バグってんのか⁉︎」
杏子のツッコミは林檎の耳には入らなかった。
「…って話はまだ終わってないんだけど?なにがベットにいたんだよ…猫のイメージで終わってんだけど」
大学終わり、杏子はバイトに向かおうとする林檎を引き止めて言った。
「ああ、なんか大きめの人が寝てたんだよね。あ、ごめんバイトだから行くわ。」
「…え、大きめの人?え?それ男じゃないの?…危機管理能力バグってんのか⁉︎」
杏子のツッコミは林檎の耳には入らなかった。