同じ空の下~想い描いた2人の夢~
家に着いて、私は中に入る。春馬先輩の背中を見送った。

晩御飯は、私の好物が並んでいた。

「早く着替えといでー。今日は貴方の好物よ」とお母さんに言われて、私は手を洗って着替えて、降りてきた。

食卓に着いた私。皆で手を合わせて、

『いただきます』 食事を始めた。

「いよいよ明日だな!楽しめよ。女だからと侮辱されても気にすんな。お前は1人じゃないからな!皆味方だ。もちろん、お前に大注目してるメディアも味方だぞ」とお兄ちゃんに言われて、私は頷いた。

「…私は応援には行けないけど、テレビで応援してるから」とお母さん、

「俺は仕事しながらお前の活躍を祈っとく」とお父さんは言ってくれて、ありがとうと私は笑った。


「あ、アイツから伝言。『愛してる』だとよ」とお兄ちゃんに言われた。

何よそれ。超意味不明、メッセージでもなくただ愛してる? それ私への伝言なの?

お兄ちゃんに言っただけじゃないの?

なんて…思ってたら、私の顔を楽しそうに見ながら

「『楽しく、お前らしくやれ。俺はマウンドで大暴れしてるお前が大好きなんだ。応援行くから俺にお前の最強の勇姿見せてくれ』だとよ」とお兄ちゃんが言ってくれたので、私は納得した。

「お兄ちゃんも応援来てくれるの?」と私が言うと、

「もちろんじゃん!監督やコーチも行くってさ、あ、今日は行くだろ?練習」とお兄ちゃんは言う。

私が頷くと、「ほら、ならさっさと準備しな」とお兄ちゃんは言った。

私はご飯を食べると、準備しに部屋に戻った。

そして、着替えて降りてくると、お兄ちゃんが待っていてくれた。

私もそんな事お兄ちゃんは家を出て、練習場に向かった。

練習場に着いて、私たちはそれぞれに練習を始めた。

明日から始まる甲子園に向けて、私も最終調整を行っていた。

監督やコーチが丁寧に指導してくれて、私は数時間汗を流した。

その後、私は2人からメッセージとアドバイスを貰った。

「応援行くからな!マウンドでお前の本気見せてやればいいから、マウンド以外では何を言われても気にすんなよ」と言ってくれる監督、

「…女だからってナメられたら、多分仲間 がキレると思うし、お前はキレなくていい。自分らしく戦えよ」とコーチは言ってくれた。

私はありがとうございますと笑顔で言って、大きく頷いた。

そこにお兄ちゃんが来て、そろそろ帰ろうかと言って現れた。

そしてお兄ちゃんと一緒に私は家に帰った。

シャワー入って髪の毛を乾かして…

ベットイン。

中々寝付けなかったけど、気づいたらグッスリ眠れていた。

朝まで起きることも無く。
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