同じ空の下~想い描いた2人の夢~
そんな日々を過ごしながら、月日は流れて行った。春馬先輩は無事早い段階で短大の内定を取り、私とたくさんデートをしてくれた。

気づけば、春馬先輩の卒業の日を迎えた。

主将や、春馬先輩、野球部の先輩たちを笑顔で

送る私、「ありがとうございました。卒業おめでとうございます」と。

私は春馬先輩に花束を、乃木くんが主将に花束を渡した。

主将は私に「楽しんで!また会おう。次会うときは、プロとしてな。お互いに」と爽やかに声をかけてくれて、私は大きく頷いた。

春馬先輩は、「俺がいないからって浮気すんなよ?」と言いながら、私にささやかなプレゼントをくれた。

カワイイ、リングだった。

私は嬉しくて、「もちろんです!先輩こそ、大学で浮気しないでくださいね?」と私が言うと、

「当たり前だろ。俺にはお前しか見えない」と自分の指にはめたリングを見せつけてきた。

私達は笑いあった。

それからあっという間に、私は3年になり、新1年生も入ってきた。

野球部にも人が増え、賑やかになった。

もちろん、乃木くんの弟もうちに来た。

私は嬉しくて、笑顔で迎え入れた。

マネージャーとして。

私はマネージャーとして今年も一年を過ごすつもりでいる。

皆を支え、皆と交流をはかり、練習に励んだ。

乃木兄弟が実力を発揮し、皆もいい感じに刺激を受けて頑張っている。

私もできる限りのサポートとアドバイスなどを続けた。

その頃、春馬先輩はパーソナルトレーナーになるために、短大に通いながら、ジムでバイトをしていた。

そのジムは普段から私が行ってるとこでもあるので、たまに気まぐれに行ったりすると、かなり驚いた顔をしてくれた。

そんな日は一緒に帰ったりもしていた。

順調に愛を育んでいた。

夏、甲子園になんとか辿り着いたものの、2回戦敗退という結果に終わった。

私はお疲れ様と皆を労った。

乃木くんは号泣して、私に抱きついていた。

私は乃木くんを抱きしめながら宥めた。

乃木くんは泣き止むと、次への意欲を見せた。

私はマネージャーとして、最後まで一生懸命出来ることをした。

後輩たちに色々引き継ぎもして。

そして、あっという間に、私の卒業式を迎えた。

乃木兄弟を始め、野球部の後輩たちに笑顔で見送られ、胸を張って卒業した。

春馬先輩が迎えに来てくれて、デートをして帰った。

そして、私はプロとしてこれから本腰を入れて頑張る。

そんな私を春馬先輩はいつも隣で献身的に支えてくれた。

どんなに苦しくても、キツくても頑張れたのは春馬先輩がいてくれたから。

気づけば3年という月日が流れていた。
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