7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。
かと言って、樹の家にあたしの荷物すべてが揃えられているわけでもなく、必要なものは隣の自分の家に取りに帰っている。

だけど、あたしを1人で行かせるのは不安らしく、必ず樹がついてくるようになった。


大げさ…とも思うけど、なんだかんだで心強かったりする。


そんなこんなで、樹の家で迎える3日目の朝。



「樹、行くよ〜!」


玄関でローファーを履きながら、まだリビングにいる樹を呼ぶ。
< 239 / 578 >

この作品をシェア

pagetop