完璧御曹司の優しい結婚事情
「葉月、キスしてもいい?」
コクリと頷くと、そっと腕を外された。樹さんは左手を私の頭に添えると、右手を私の頬に添えた
。
ゆっくりと近付く彼に合わせて、私も目を閉じた。その直後、私より少しだけ冷たい彼の唇が、私のそれに重なった。ここにお互いがいることを確かめるように、何度も何度も角度を変えて唇を重ねていく。
どれぐらいそうしていただろうか。樹さんは再び私を抱きしめて、首元に顔を埋めた。
「ごめん。夢中になりすぎた。葉月を前にすると、ブレーキがきかなくなるみたいだ」
初めてのことに戸惑ったものの、嫌じゃなかった。ううん。むしろ樹さんが私を求めてくれたことが、たまらなく嬉しかった。
「もっとこうしていたいけど、明日は仕事だし、遅くなってもいけないから、夕飯を作ろうか」
前に聞いていた通り、樹さんは一通りの家事ができるようで、包丁の扱いも慣れたものだった。一緒にキッチンに立つのは、思っていた以上に楽しくて、他愛もない会話がずっと続いた。
コクリと頷くと、そっと腕を外された。樹さんは左手を私の頭に添えると、右手を私の頬に添えた
。
ゆっくりと近付く彼に合わせて、私も目を閉じた。その直後、私より少しだけ冷たい彼の唇が、私のそれに重なった。ここにお互いがいることを確かめるように、何度も何度も角度を変えて唇を重ねていく。
どれぐらいそうしていただろうか。樹さんは再び私を抱きしめて、首元に顔を埋めた。
「ごめん。夢中になりすぎた。葉月を前にすると、ブレーキがきかなくなるみたいだ」
初めてのことに戸惑ったものの、嫌じゃなかった。ううん。むしろ樹さんが私を求めてくれたことが、たまらなく嬉しかった。
「もっとこうしていたいけど、明日は仕事だし、遅くなってもいけないから、夕飯を作ろうか」
前に聞いていた通り、樹さんは一通りの家事ができるようで、包丁の扱いも慣れたものだった。一緒にキッチンに立つのは、思っていた以上に楽しくて、他愛もない会話がずっと続いた。