完璧御曹司の優しい結婚事情
「じゃあ、そろそろ送っていくよ」

食事も後片付けもすませて一息ついたところで、樹さんが立ち上がった。
外に出ると辺りはすっかり真っ暗で、見上げた夜空には星が輝いている。



私のマンションに着いて車を止めると、樹さんは私を抱きしめて、優しくキスをした、

「葉月。本当はいつも一緒にいたいけど、平日は難しいなあ。せめて、週末はこうして一緒に過ごして欲しい」

「はい」

樹さんと一緒に過ごせる約束が嬉しくて、笑顔で応える。

「次の週末、どこか行きたいところはあるかな?考えておいて」

「わかりました」

「じゃあ、また明日。おやすみ」

抱き寄せた私の頭にそっとキスを落として、樹さんは来た道を帰っていった。

この夜は、好きな人と両思いになれた夢のような出来事を噛みしめながら、幸せな気持ちで眠りについた。







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