完璧御曹司の優しい結婚事情
あとはキャベツを千切りにして、そこに大葉も加えて……
「へえ、大葉も入れるんだ」
突然聞こえてきた呟きに、ビクッとする。振り向くと、いつのまにか樹さんがカウンターにもたれてこちらを見ていた。
「ごめん、ごめん。驚かせてしまったね」
「大丈夫です。もう少しなので待っててくださいね」
「ありがとう。葉月がなんだか楽しそうにしてたから、気になってね」
「だって、今すごく楽しいんです」
鼻歌でも歌いそうな弾む声で返す私に、樹さんは一層笑みを深めた。樹さんが喜んでくれますように。樹さんが美味しいって言ってくれますように。そんな想いで仕上げていく。
ご飯が炊き上がるまで、あと5分。その間に盛り付けをして……
「へえ、大葉も入れるんだ」
突然聞こえてきた呟きに、ビクッとする。振り向くと、いつのまにか樹さんがカウンターにもたれてこちらを見ていた。
「ごめん、ごめん。驚かせてしまったね」
「大丈夫です。もう少しなので待っててくださいね」
「ありがとう。葉月がなんだか楽しそうにしてたから、気になってね」
「だって、今すごく楽しいんです」
鼻歌でも歌いそうな弾む声で返す私に、樹さんは一層笑みを深めた。樹さんが喜んでくれますように。樹さんが美味しいって言ってくれますように。そんな想いで仕上げていく。
ご飯が炊き上がるまで、あと5分。その間に盛り付けをして……