完璧御曹司の優しい結婚事情
樹さんが開けてくれた、私用のスペースに、買ってもらった服や通勤バッグをしまう。
「写真はこっち」
と、リビングに置かれた棚の上に飾ってくれた。
それから2人で夕飯を作って、一緒に片付けて、穏やかな時間を過ごしていた。思いの外、外出している時間が長くなってしまい、ここでゆっくりすることは短くなってしまった。けれど、樹さんと一緒にいられたということで、すごく心が満たされていた。
樹さんは昨夜と同じく、ベッドの上でで両手を広げて呼び寄せてくれる。私が近付くと、ギュッと抱きしめて、キスをされる。
「ここから会社まで、車で20分で行ける。僕はいつも7時半までには出るけど、葉月も一緒に行くよ」
「そ、それは……一緒にっていうのは……あっ、でも鍵が……」
「合鍵は今度渡すからね。じゃあ、会社の近くまで乗せていくならいいかな?不本意だけど、そこからは別々で」
どうやら、樹さんの中では絶対に一緒に行くと決まっているようだ。会社の手前で下ろすのは、最大限の譲歩なのだろう。付き合っていることを内緒にしたいという私の希望は受け入れてくれてるんだから、私も譲歩しないと。
「写真はこっち」
と、リビングに置かれた棚の上に飾ってくれた。
それから2人で夕飯を作って、一緒に片付けて、穏やかな時間を過ごしていた。思いの外、外出している時間が長くなってしまい、ここでゆっくりすることは短くなってしまった。けれど、樹さんと一緒にいられたということで、すごく心が満たされていた。
樹さんは昨夜と同じく、ベッドの上でで両手を広げて呼び寄せてくれる。私が近付くと、ギュッと抱きしめて、キスをされる。
「ここから会社まで、車で20分で行ける。僕はいつも7時半までには出るけど、葉月も一緒に行くよ」
「そ、それは……一緒にっていうのは……あっ、でも鍵が……」
「合鍵は今度渡すからね。じゃあ、会社の近くまで乗せていくならいいかな?不本意だけど、そこからは別々で」
どうやら、樹さんの中では絶対に一緒に行くと決まっているようだ。会社の手前で下ろすのは、最大限の譲歩なのだろう。付き合っていることを内緒にしたいという私の希望は受け入れてくれてるんだから、私も譲歩しないと。