完璧御曹司の優しい結婚事情
樹さんに連れてこられたレストランは、とてもじゃないけどふらっと入れるようなお店ではない。佐藤さんに服を見立ててもらっておいてよかった。いつもの服装だったら、完全に浮いていたに違いない。
「葉月。いつも素敵だけど、今日は一段とおしゃれだね」
「よかった。私、こんなおしゃれなお店は初めてで……この服装で大丈夫か心配で……」
「全く問題ない。今夜は可愛いというより、綺麗だ」
まっすぐ見つめられながら、そんなふうに言われれば、途端に頬に熱が集まってくる。
樹さんはそんな私の様子を、微笑みながら見ている。
お喋りをしながら、運ばれてくる料理をと美味しいワインを口にすれば、次第に緊張が解れていく。デザートには、誕生日を祝うケーキが運ばれてきた。家族でも友達でもない、大好きな人にこんなふうにお祝いされるのは初めてで、自然と笑みが溢れる。
「葉月。いつも素敵だけど、今日は一段とおしゃれだね」
「よかった。私、こんなおしゃれなお店は初めてで……この服装で大丈夫か心配で……」
「全く問題ない。今夜は可愛いというより、綺麗だ」
まっすぐ見つめられながら、そんなふうに言われれば、途端に頬に熱が集まってくる。
樹さんはそんな私の様子を、微笑みながら見ている。
お喋りをしながら、運ばれてくる料理をと美味しいワインを口にすれば、次第に緊張が解れていく。デザートには、誕生日を祝うケーキが運ばれてきた。家族でも友達でもない、大好きな人にこんなふうにお祝いされるのは初めてで、自然と笑みが溢れる。