完璧御曹司の優しい結婚事情
「葉月、おめでとう」
そう言いながら、樹さんがプレゼントを差し出した。
「こんな素敵なディナーに招待してもらうだけでも十分なのに、プレゼントまで……」
「僕が贈りたかったんだ。開けてみて」
手渡された細長い箱を開けると、黒いビロードの箱が現れた。箱を手にした指先が、微かに震えてしまう。正面には、私の反応を期待に満ちた眼差しで見つめる樹さんがいる。その視線を感じながらそっと開けると、ネックレスが入っていた。細めのシルバーのチェーンの先に、葉っぱのモチーフ。網目模様の葉脈が繊細で、その素敵さに一目で心を奪われた。
「素敵……」
「気に入ってくれた?」
想いが声にならなくて、コクリと頷く。
「葉月は8月生まれだから、何かそれに関連したものにしようと思って、探したんだ」
「嬉しい……ありがとう。毎日つけるね」
「ああ。ちょっとつけて見せて」
そう言って私の手からネックレスを受け取ると、樹さんは私の背後に回った。樹さんの温かい手が首元をかすめると、ドキリとする。どうしたってこの後のことを連想してしまう。
そう言いながら、樹さんがプレゼントを差し出した。
「こんな素敵なディナーに招待してもらうだけでも十分なのに、プレゼントまで……」
「僕が贈りたかったんだ。開けてみて」
手渡された細長い箱を開けると、黒いビロードの箱が現れた。箱を手にした指先が、微かに震えてしまう。正面には、私の反応を期待に満ちた眼差しで見つめる樹さんがいる。その視線を感じながらそっと開けると、ネックレスが入っていた。細めのシルバーのチェーンの先に、葉っぱのモチーフ。網目模様の葉脈が繊細で、その素敵さに一目で心を奪われた。
「素敵……」
「気に入ってくれた?」
想いが声にならなくて、コクリと頷く。
「葉月は8月生まれだから、何かそれに関連したものにしようと思って、探したんだ」
「嬉しい……ありがとう。毎日つけるね」
「ああ。ちょっとつけて見せて」
そう言って私の手からネックレスを受け取ると、樹さんは私の背後に回った。樹さんの温かい手が首元をかすめると、ドキリとする。どうしたってこの後のことを連想してしまう。