完璧御曹司の優しい結婚事情
パイプ椅子に座って、今井さんの手を握りながら一緒に医師の説明を聞いた。今井さんは、やはりまだ妊娠に気付いていなかったようで、幸せそうにお腹に手を当てている。本当に、無事でよかった。
「葉月ちゃん、ありがとう。赤ちゃんが無事で、本当によかった」
医師が退室した後、涙ぐみながら話す今井さんに、私もおもわず涙が滲む。
「今井さん。何よりも命が一番大切です。仕事のことは私もカバーしますから、心配しないでください」
その後、点滴が終わったタイミングで旦那さんが到着した。旦那さんも妊娠を知って大喜びしていた。私に対しても、こちらが恐縮してしまうほど、すごく感謝されてしまった。
部長の指示もあって、今日はこのまま直帰することにした。
会社を出る頃に降っていた雨は、いつのまにが止んでいた。茜色の夕焼け空に虹を見つけて、思わず笑みがこぼれる。今井さんのお子さんが、無事に生まれてきますようにと、虹に願掛けせずにはいられなかった。
「葉月ちゃん、ありがとう。赤ちゃんが無事で、本当によかった」
医師が退室した後、涙ぐみながら話す今井さんに、私もおもわず涙が滲む。
「今井さん。何よりも命が一番大切です。仕事のことは私もカバーしますから、心配しないでください」
その後、点滴が終わったタイミングで旦那さんが到着した。旦那さんも妊娠を知って大喜びしていた。私に対しても、こちらが恐縮してしまうほど、すごく感謝されてしまった。
部長の指示もあって、今日はこのまま直帰することにした。
会社を出る頃に降っていた雨は、いつのまにが止んでいた。茜色の夕焼け空に虹を見つけて、思わず笑みがこぼれる。今井さんのお子さんが、無事に生まれてきますようにと、虹に願掛けせずにはいられなかった。