冷酷姫に溺れて。
俺のことを忘れたのか?
それとも、気持ち悪かった?
霜月さんは俺のことが嫌いなのかな。
「千影、学校で何かあったの?」
考え事をしていた俺を心配したのか、母さんがそう言ってきた。
「別に何もないけど」
「そう?何かあったら言うのよ」
「ああ」
心配かけるわけにもいかねぇしな。
「どうせ、物思いにふけてるだけだって。お母さんが心配することはないんじゃない?」
「好きな人いるの?」
なんでその話になるんだよ!!
「いねぇし」
そう言えば嘘になるな。
「彼女が出来たら紹介してね?」
するかよっ!
「お兄ちゃんのことだから、紹介しねぇとか思ってるんでしょ」
なんで分かるんだよ。
「やっぱりそういうお年頃なのかな?」
そういう年頃だわ!
「あ、そうそう。今の生徒会長って高槻って名前でしょ?」
なんで母さんが知ってるんだよ。
それとも、気持ち悪かった?
霜月さんは俺のことが嫌いなのかな。
「千影、学校で何かあったの?」
考え事をしていた俺を心配したのか、母さんがそう言ってきた。
「別に何もないけど」
「そう?何かあったら言うのよ」
「ああ」
心配かけるわけにもいかねぇしな。
「どうせ、物思いにふけてるだけだって。お母さんが心配することはないんじゃない?」
「好きな人いるの?」
なんでその話になるんだよ!!
「いねぇし」
そう言えば嘘になるな。
「彼女が出来たら紹介してね?」
するかよっ!
「お兄ちゃんのことだから、紹介しねぇとか思ってるんでしょ」
なんで分かるんだよ。
「やっぱりそういうお年頃なのかな?」
そういう年頃だわ!
「あ、そうそう。今の生徒会長って高槻って名前でしょ?」
なんで母さんが知ってるんだよ。