ありのままの君と、ありのままの私と。

[1時間後]

「おーっほっほっほっほ!あれ、私ごときに負けるものなんてないんじゃなかったー?」

「…うるせーな!優しさだよ!そんなのもわかんねーのかよ、恥ずかしいやつ」

「えっ、恥ずかしいのはそっちなんじゃないのー??ふふふふ」

「うるせー!調子乗んなよ!この庶民女!」

そう、私は全勝したのだ。

「そんなにムキになっちゃってー!可愛いこと!」

そう、そして何よりも、あの王様として偉そーにしてる黒鐘が、超ムキになって一生懸命ゲームをしていたのだ。

「ふふふ、思ってたよりも面白いんだねー」

ちょびっとだけ、面白くて人間味があるんだなって知った。

だからと言って傲慢さは抜けないけどね!!!

「か、かっ…?!可愛いっていうのは女に使う言葉なんだぞ!」

「あははは、バカだねー!男の子にも使うんだよー」

「はぁ?バカにバカって言われたくないね」

「ふふふ、お兄ちゃんと千早仲良しになれて良かった!昨日はあんなに喧嘩してたから…」

「「仲良しじゃない(ねー)し!」」

はっ、被ってしまった。

「ふふ、ほらー!」

は、恥ずかしい…てか悔しい!


あ、もう5時半かー。

「私もうそろそろ帰んなきゃだから、またね、みことくん。あ、あとバカ黒鐘さんも、」

「はぁあ!うるせー!てめぇ、あんまちょーし乗んじゃねーぞ」

「バイバイ千早、明日も来てねー!」

「うん!ばいばーい」


明日もか…ちょっと勉強やばいかもな…

まぁその分もっと勉強すればいっか。

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