年上同期の独占愛~ずっと側に
私がそういうと、私を抱きしめていた力を少し緩め、私の顔を覗き込むと、チュッと唇にかするだけのキスをする。びっくりしてのけぞると、ふっと笑ってもう一度抱きしめられる。
「名残惜しいけど、また明日ね。」
じゃあ、今度こそバイバイね。と言って別れた。
やっと言えた。ずっと自分をごまかしていたけど、やっと林君に好きだと伝えることができた。本当は大阪で久しぶりに会った時から、新入社員のころ林君の好きだったころの気持ちがすぐに蘇ってきた。変わらない林君をすぐに好きだと思えた。
だけど、大阪での夜強引についてきたことに拘り、彼女がいたことも許せないと思い込ませていたが、東京に戻ってきて何度もあっているうちに、もうとっくに林君に恋していた。林君と付き合えることになって幸せものだと思った。
翌日の土曜日、10時ころに来てくれればいいから、と言われていたが、トラブルがあった時のためにと思い9時前には出社した。
今のところ特にトラブルもなく、機材を運び出す業者はすでに到着していて、もう作業に入っているとのこと。現場待機してくれている社員たちも、特にすることがなく早く終わりそうだと言っていたので、もしかしたら15時より早く終わってしまうかもしれない。お昼くらいまで様子をみて林君に連絡することにしよう。
林君からも先ほどメッセージが来て会社に来て仕事をしているようだ。
お昼になり、土曜日で社食もやっていないため、会社の横にあるコンビニまでお昼を買いに行く。夜は林君と食べる約束をしているから、軽くでいいかな、とサンドイッチとカフェラテを持ち、会社に戻る。
エントランスに差し掛かったところで、林君に似た背中がチラっと見えた。女の人と一緒だった。同じ職場の人かな・・だけど一瞬だったから林君かどうかも自信がない。
少し気になったが、あと数時間もたてば会えることだし、と思い、職場に戻り、待機中の間にたまっていた仕事を片付けつつサンドイッチを食べる。食べ終わったころ、総括の先輩の藤崎さんがやってきて声をかけてきた。
「野崎ちゃん、お疲れ様。土曜日なのに大変だったわね。ありがとね。」
「いえ。結局私は引越しのお手伝いなにも出来てなくて・・自分の仕事しちゃってました。」
「名残惜しいけど、また明日ね。」
じゃあ、今度こそバイバイね。と言って別れた。
やっと言えた。ずっと自分をごまかしていたけど、やっと林君に好きだと伝えることができた。本当は大阪で久しぶりに会った時から、新入社員のころ林君の好きだったころの気持ちがすぐに蘇ってきた。変わらない林君をすぐに好きだと思えた。
だけど、大阪での夜強引についてきたことに拘り、彼女がいたことも許せないと思い込ませていたが、東京に戻ってきて何度もあっているうちに、もうとっくに林君に恋していた。林君と付き合えることになって幸せものだと思った。
翌日の土曜日、10時ころに来てくれればいいから、と言われていたが、トラブルがあった時のためにと思い9時前には出社した。
今のところ特にトラブルもなく、機材を運び出す業者はすでに到着していて、もう作業に入っているとのこと。現場待機してくれている社員たちも、特にすることがなく早く終わりそうだと言っていたので、もしかしたら15時より早く終わってしまうかもしれない。お昼くらいまで様子をみて林君に連絡することにしよう。
林君からも先ほどメッセージが来て会社に来て仕事をしているようだ。
お昼になり、土曜日で社食もやっていないため、会社の横にあるコンビニまでお昼を買いに行く。夜は林君と食べる約束をしているから、軽くでいいかな、とサンドイッチとカフェラテを持ち、会社に戻る。
エントランスに差し掛かったところで、林君に似た背中がチラっと見えた。女の人と一緒だった。同じ職場の人かな・・だけど一瞬だったから林君かどうかも自信がない。
少し気になったが、あと数時間もたてば会えることだし、と思い、職場に戻り、待機中の間にたまっていた仕事を片付けつつサンドイッチを食べる。食べ終わったころ、総括の先輩の藤崎さんがやってきて声をかけてきた。
「野崎ちゃん、お疲れ様。土曜日なのに大変だったわね。ありがとね。」
「いえ。結局私は引越しのお手伝いなにも出来てなくて・・自分の仕事しちゃってました。」