年上同期の独占愛~ずっと側に
次にカバンの中を探り、手帳を取り出す。ほとんどが仕事の打合せ内容だが、後ろのページからめくってみると
『まどか幼稚園』と書いてあり、その下に電話番号が書いてある。そのメモを自分のスマホで写真を撮る。

そろそろ限界だ。亮がシャワーから出てくる時間だ。

亮が出てくると続けて私もシャワーを借りて出てくると、亮はテレビを見てくつろいでいた。

「家にはちゃんと連絡してあるの?」

「うん。仕事で終電になりそうだから、亮と一緒に帰って仮眠して明日の朝着替えに帰るって言ってある。」

「うん、じゃあ明日少し早起きして送ってくね」

「ありがとう」

そういうと、亮が電気を消してキスしてくる。このままする気なのだろうが、今の私の気持ちでは最後まではしたくない。

キスが終わると、「寝よっか」と私から言う。亮は怪訝そうな顔をして、だけど、ホッとしたような顔をしたように見えた・・。その顔を見たら、胸がギュっとつかまれたように苦しくなるが、今は我慢するしかない。

亮も「明日早いもんね」といいながら、私を抱えるようにしてくっついて眠った。
すぐに亮の寝息が聞こえてきたが、私を抱える力は朝まで緩まなかった。まだ、私は愛されているのだろうか・・・

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