王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】
今日、ネックレスを貰ったばかりなのに…指輪まで用意してくれていたの…?
そんなことは何も知らなかったし、先輩が今日渡そうと事前に準備してくれていたのかと思うと、より一層嬉しい。
「…あれ?でも、私の指のサイズって知ってたんですか…?」
指のサイズなんて、測らないとわからないような…。
またもや疑問に思うと、詩音先輩は「ううん」と首横に振る。
「いつも芙羽梨と手を繋いでるんだから、これくらいわかるよ。多分…いや、絶対ぴったりだと思う」
「そ、そうですか…?」
「そう。だから大丈夫」