王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】

彼女にこんな事を聞かれたら、普通は嫌がるよね。



いちいちそんなことを考えるなって…。



でも、詩音先輩は私を離さないとでも言うようにぎゅっと抱きしめた。



「合ってるに決まってる。だから、何も心配しないで…?芙羽梨よりこの指輪が似合う人なんていないって断言出来るよ」



「っ、ありがとう…ございます。私も、詩音先輩のことが世界一大好きです…っ」



私も詩音先輩に大好きを伝えると、詩音先輩の肩が跳ねた。



「…っ、あーもう…ここが部屋だったら、芙羽梨大変なことになってるよ?」



「…大変なこと?」

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