東京血風録3 キラーズ・コード【改編版】
東京に戻ります、柊一達と別れて電車に乗っていた。
飛鳥の事をお願いして。
飛鳥には、また東京で会おうと伝えた。




過去。
御業の結界にて。
鬼の王、摂津秋房を斃した王道漣左は、三人を預けてきた病院へ向かったのだ。
摂津は死滅しておらず、結界から離れた所で、摂津の仲間・九月が眺めていた事には気付いてなかったのだ。

藤堂と共に東京へ戻る。お別れの挨拶に来たのだった。
鳳竜堂と龍王院は、それぞれ名門の家系である故、技に磨きをかける事を約束、いずれ御礼に伺うとも伝えた。
また会おう、と笑顔で別れたのだった。

再び会う事は叶わなかったのだが…。




王道遥に近づいた事で、三人の運命が大きく変わる。
その歯車は動き出していた。

藤堂飛鳥。
鳳竜堂柊一。
龍王院真琴。

始まる。







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