人格矯正メロディ
☆☆☆
「田村って、絶対に星羅のことが好きだよね」
ひと気のない廊下へ移動するとコトハが笑いながら言った。
「やめてよそういうの」
あたしは身震いをして言い返す。
コトハ相手なら言いたいことも言えるのに……。
「それより、昨日教えてくれたアプリのこと、説明してよ」
あたしはそう言い、自分のスマホを取り出して画面上のアイコンを指さした。
「ちゃんとダウンロードしたんだね」
「うん。でもこれなんの説明も書かれてなくて使い方もわからないんだけど」
「使い方はあたしが説明した通りだよ。人格を変えたい相手にこのアプリから流れる音楽を聴かせるの。その後に相手になってほしい性格を伝える。ただそれだけなんだよ」
「でも、アプリを開いたって曲なんて流れないよ?」
首を傾げてそう聞くと、コトハはさも当然だと言う様子で頷いた。
「だって、まだ曲を聴かせたい相手が定まってないでしょ?」
そう聞かれて、あたしは目を丸くした。
たしかにこのアプリをダウンロードしてみたものの、誰に使うか考えてはいなかった。
まぁ、一番は海だけれど……。
「田村って、絶対に星羅のことが好きだよね」
ひと気のない廊下へ移動するとコトハが笑いながら言った。
「やめてよそういうの」
あたしは身震いをして言い返す。
コトハ相手なら言いたいことも言えるのに……。
「それより、昨日教えてくれたアプリのこと、説明してよ」
あたしはそう言い、自分のスマホを取り出して画面上のアイコンを指さした。
「ちゃんとダウンロードしたんだね」
「うん。でもこれなんの説明も書かれてなくて使い方もわからないんだけど」
「使い方はあたしが説明した通りだよ。人格を変えたい相手にこのアプリから流れる音楽を聴かせるの。その後に相手になってほしい性格を伝える。ただそれだけなんだよ」
「でも、アプリを開いたって曲なんて流れないよ?」
首を傾げてそう聞くと、コトハはさも当然だと言う様子で頷いた。
「だって、まだ曲を聴かせたい相手が定まってないでしょ?」
そう聞かれて、あたしは目を丸くした。
たしかにこのアプリをダウンロードしてみたものの、誰に使うか考えてはいなかった。
まぁ、一番は海だけれど……。