人格矯正メロディ
☆☆☆
多目的トイレから香澄の悲鳴が聞こえて来たのはその日の休憩時間中だった。
どうやらあたしの言葉に逆らうことができず、本当に実行したらしい。
悲鳴をかけつけた生徒たちが多目的トイレのドアを開けようとしたが中からしっかりとカギがかけられて開かない。
先生たちが駆けつけてドアをあけた時にはもう、香澄は全裸にされていた。
先生のスーツの上着を着せられて歩いて行く香澄を見て、あたしはほくそ笑む。
どこまでやられたのかわからないけれど、香澄の白い足元にはポタポタと鮮血が滴っていた。
「星羅、あんなことされたの」
運ばれて行く香澄を見てコトハが心配顔を向けて来た。
あたしは慌てて左右に首を振る。
「違うよ。あいつらバカだもん」
香澄と一緒に連れて行かれる三好君と明智君と見て、あたしは笑ったのだった。
多目的トイレから香澄の悲鳴が聞こえて来たのはその日の休憩時間中だった。
どうやらあたしの言葉に逆らうことができず、本当に実行したらしい。
悲鳴をかけつけた生徒たちが多目的トイレのドアを開けようとしたが中からしっかりとカギがかけられて開かない。
先生たちが駆けつけてドアをあけた時にはもう、香澄は全裸にされていた。
先生のスーツの上着を着せられて歩いて行く香澄を見て、あたしはほくそ笑む。
どこまでやられたのかわからないけれど、香澄の白い足元にはポタポタと鮮血が滴っていた。
「星羅、あんなことされたの」
運ばれて行く香澄を見てコトハが心配顔を向けて来た。
あたしは慌てて左右に首を振る。
「違うよ。あいつらバカだもん」
香澄と一緒に連れて行かれる三好君と明智君と見て、あたしは笑ったのだった。