泡沫の記憶

トントン…



「朱夏…アイス食べるからおいで…」



ドアの外から声を掛けた



「んー…
私はいいや…
ふたりで食べて…」



いつもお風呂あがり食べてるのに…



「どっか体調悪い?」



「んーん…眠いだけ…
おやすみなさい」



「ん…おやすみ…」



顔が見えないから心配だった



朱夏

今どんな顔してる?



ドアを開けて確かめたかった



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