元最強女総長は甘くない。




「それ、総長さんはどう思っているんですか?」




なんだか総長さんという言葉を出した時に周りの纏う空気が一瞬変わった気がした。




「……まぁ千里はこういうのあんまり興味無いし、でもこれは千里も同意の上での話だからね」




なんだそれ……。




「じ、じゃあ一色さんは?」




「あ、俺はどうでもいいから好きなようにして」




あからさまに話したくないオーラ出てるんですけど……。




少なくとも今のところ入りたいと思う要素1ミリもないんですけど。




何があっても入らないけど!!




「はぁ……とにかくこの件は私は手を引かせてもらいます」




私がそういうと、メンバーの顔が少し曇った。




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