はやく俺のモノになればいいのに
「甘いの苦手ですか?」
「そういうわけじゃないんだけど。わざわざ入れたくないんだ。最初から入っている分には、そこまで気にならないかな」
「そうなんですか」
「選べるならコーヒーも紅茶も無糖にする」


ほっそりしたスタイルを維持している秘訣はそこにあるのかもしれかい。


そうなるとバレンタインに渡すのは砂糖不使用のチョコが無難……?


クリスマスとか誕生日のケーキ、どうしてるんだろう。


……って、気がはやすぎるね。

まだまだ先のことだし。

その頃には受験でそれどころじゃないだろうし。


カップルっぽいイベントのときに一緒に過ごそうなんて厚かましい。
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