はやく俺のモノになればいいのに
「ユキさん。……電気」
「つけたままじゃダメ?」


ドクン


「明るいのは……ちょっと」
「モモのかわいいところ。全部見たいんだ」


鼓動が、はやまる。


「昨日したこと。またして欲しい?」
「……っ」
「ねえ。モモ。家に帰って俺としたこと思い出してた?」


思い出してた。

何度も、何度もユキさんのこと。


「新しいことも。教えてあげようか」
「新しい……こと?」
「モモが動いてみる、とかね」
「えっ」
「相性いいよね。俺たち」


――――相性


「モモって。ほんと。病み付きになる味してる」


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