はやく俺のモノになればいいのに
「入るよ」


開けないで~!


ドアノブがさがったとき。


「まどか」


――――!


「あれ、シャワーしてたの?」


ドアノブが戻り扉が開けられることはなかった。


心臓……が、飛びてるかと思った。


「来るなら連絡してよ」


――――え?


「したよ」
「いつ」
「さっき」


ひょっとしてメッセージ送ってきたひと?


桜井先輩たちじゃなかった。


「暇してると思ってきてあげたのに」
「暇なのはまどかだけ」
「なに。忙しいの?」
「今日は帰って」


お母さんでも、なかった。


「えー……。リトがあたしを追い出すとか。予想外」
「家で旦那待ってるんでしょ」
< 334 / 553 >

この作品をシェア

pagetop