プリンセスストロベリーの憂鬱
「あーすっきり」


夏恵が風呂から出てきた。

身体にタオルを巻いただけで出てきやがった!


「服着て来い!何考えてんだ」

「パンツしか持っていかなかったもん」

夏恵はボストンバッグからあの下着を掴むとまた風呂場の方に戻って行った。


今用の下着だったんかい!

残念なような嬉しいような二つの気持ちに苛まれた。

「智和くん、これ見て!超可愛い」


夏恵は下着を付けた胸をバンとオレに見せ付けた。

真ん中の紐を引っ張ると、深い谷間が出来た所も見せてくれた。

あぁ、女の胸ってこうなってんだ。
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