白雪姫に極甘な毒リンゴを 短編集
「私のために……
シュシュ……作ってくれたの?」
「……ああ。
真っ赤なシュシュな」
「今……見たいな……」
床を見つめながら
恥ずかしそうにうつむく六花。
その表情もかわいすぎる。
本当にダメだ。
六花の笑った顔も、困った顔も
恥ずかしそうに微笑む顔も、
かわいくてたまんない。
「待っていろ。
今、取りに行ってくるから」
「うん」
俺が作ったシュシュを渡したら
六花はどんな顔で
喜んでくれるんだろう。
そんなことを思いながら
俺は
2階の自分の部屋に向かった。