白雪姫に極甘な毒リンゴを 短編集

 あ~!

 もう!


 つい、口から出そうになったじゃん!!


 『かわいいのはシュシュじゃなくて
  六花だよ』って!!


 
 潤んだ瞳で
 微笑みながら俺を見上げている六花。


 天使みたいに純粋な瞳を
 0.0001秒も見逃したくない。


 このまま
 六花の唇を奪いたい欲求を押し殺し
 俺は優しく、六花の頭を撫でた。



 六花が
 俺の作ったシュシュを喜んでいる。


 俺のお願いを聞いてもらう
 絶好のタイミングは、今しかない。



 言うぞ!

 言いたくても
 嫌われるのが怖くて言えなかったことを
 この場で伝えるぞ!

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