からふる。~第5話~
夕食の時間になった。
やはり黒羽くんはいらっしゃらず、青波先輩はふて腐れ気味。
白鳥先輩が、いただきますと言って食べ始まるとみんなもスプーンで掬って口に入れた。
「うまあ!」
「美味しいです」
「うっまー!絶対おかわりしよ!」
皆さんに喜んでもらえて私も嬉しい。
初めて1から自分で作ったけれど、うまくいって良かった。
「紗彩ちゃんも食べな。沼口さんなんて大口開けて食べるんだから」
「しかもぉ2回もおかわりするしぃ」
「はっはっは!しっかし良く食うおばさんだよな!手術しようが何しようがあの人は大食いだろうな!」
赤井先輩の笑い声相変わらず迫力満点だ。
さすが応援団長。
声がお腹から出ている。
それはいいことだけど、食事中だし少しボリュームダウンしていただいてもいいのでは?
と、赤井先輩は無視して、私もカレーを一口食べてみる。
うん、美味しい。
私にも料理って作れたんだ...。
じっくり煮込んだし、隠し味にコーヒーも入れたから味が深い。
じゃがいもはホクホク、玉ねぎはほどよくとろけていて、人参は甘い。
お肉もA5ランクの黒毛和牛じゃないのに柔らかくてジューシーで美味しい。
「紗彩ちゃんどう?」
「とっても美味しいです」
「なら良かった。丁寧に作ったかいがあったね」
「はいっ!」
嬉しい。
こうやって人と食事するの久しぶりだから。
自分で作って色んな人と一緒に食べられて食事のありがたみを痛感した。
黒羽くんも一緒に食べられるようになるといいな。
そうするのも私の仕事だからなんか策を考えないと。
そう思いながら食べ進めたのだった。
やはり黒羽くんはいらっしゃらず、青波先輩はふて腐れ気味。
白鳥先輩が、いただきますと言って食べ始まるとみんなもスプーンで掬って口に入れた。
「うまあ!」
「美味しいです」
「うっまー!絶対おかわりしよ!」
皆さんに喜んでもらえて私も嬉しい。
初めて1から自分で作ったけれど、うまくいって良かった。
「紗彩ちゃんも食べな。沼口さんなんて大口開けて食べるんだから」
「しかもぉ2回もおかわりするしぃ」
「はっはっは!しっかし良く食うおばさんだよな!手術しようが何しようがあの人は大食いだろうな!」
赤井先輩の笑い声相変わらず迫力満点だ。
さすが応援団長。
声がお腹から出ている。
それはいいことだけど、食事中だし少しボリュームダウンしていただいてもいいのでは?
と、赤井先輩は無視して、私もカレーを一口食べてみる。
うん、美味しい。
私にも料理って作れたんだ...。
じっくり煮込んだし、隠し味にコーヒーも入れたから味が深い。
じゃがいもはホクホク、玉ねぎはほどよくとろけていて、人参は甘い。
お肉もA5ランクの黒毛和牛じゃないのに柔らかくてジューシーで美味しい。
「紗彩ちゃんどう?」
「とっても美味しいです」
「なら良かった。丁寧に作ったかいがあったね」
「はいっ!」
嬉しい。
こうやって人と食事するの久しぶりだから。
自分で作って色んな人と一緒に食べられて食事のありがたみを痛感した。
黒羽くんも一緒に食べられるようになるといいな。
そうするのも私の仕事だからなんか策を考えないと。
そう思いながら食べ進めたのだった。