ヤンキーとあたしと嘔吐~君に贈る物語~
え?


ええ?


「なんで?!」



「だいたい隣は生徒指導室だぜ?他の仲間なんて連れてきたらシバちゃんの説教が始まるだけだろ?


その点お前は真面目そうだから連れてきても大丈夫ってわけだよ」




「そうなんだ」



あたししか知らないっていう事に、顔が緩む。





あたし変かもしれない。







「……なあ」

「ん?」




リュウヤは真剣な顔をしてこっちをみる。



「俺と付き合わね?」


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