桃の華〜溺愛イケメン社長〜
桃田さんと出会ってから、私の人生に花が咲いたように明るくなった。
私の誕生日から一月後
今日は桃田さんの誕生日で、私たちが付き合い初めて1年になる特別日。
去年は桃田さんの誕生日だと言うことを知らずに、知った時には何ヶ月もたっていて、すごく後悔した。
私は朝からお弁当を作っていた。
桃田さんみたいに高級レストランでお祝いは出来ないけど、私にできる精一杯でお祝いをしたい。
お弁当が出来上がり支度を済ませて、迎えにきてくれることになっていた桃田さんを外で待とうと玄関を出た。
すると、桃田さんのお父さんが家の前で立っていた。
私に気づいたお父さんは去ろうと離れていく。
「ちょっと待ってください」
そう言って、お父さんを追いかけ引き止めて家の中へと入ってもらった。
今日はおばあちゃんがいないから、私がお茶を入れる。
「やっぱり和泉さんとこのお嬢さんだったんだね。この間、名前を聞いてもしかしたらって思ってたんだ」
私と桃田さんのおじいちゃん同士が友人だったんだから、桃田さんのお父さんもうちのおじいちゃんのこと知っていて当たり前だよね。
「あの、今日は何かあったんですか?」
「律はアメリカ行くんだろうか?アメリカに進出するって言う噂を聞いてね。アメリカ進出はあいつの夢だったから」
アメリカ?私は何も聞いていないけど。
夢だって聞いたことがなかった。
「直接聞けなくて、君なら何か知ってるかと思ったんだが」
桃田さんが話してくれないのはきっと何か理由があると思う。
私は話してくれる時まで待つよ。
「すみません。私何も聞いていなくて、知らないです」
「そうか、余計なこと聞いたね」
桃田さんのお父さんはやっぱり桃田さんの事を心配しているんだ。
だから、わざわざ私のところに聞きにかかたんだよね。
私の誕生日から一月後
今日は桃田さんの誕生日で、私たちが付き合い初めて1年になる特別日。
去年は桃田さんの誕生日だと言うことを知らずに、知った時には何ヶ月もたっていて、すごく後悔した。
私は朝からお弁当を作っていた。
桃田さんみたいに高級レストランでお祝いは出来ないけど、私にできる精一杯でお祝いをしたい。
お弁当が出来上がり支度を済ませて、迎えにきてくれることになっていた桃田さんを外で待とうと玄関を出た。
すると、桃田さんのお父さんが家の前で立っていた。
私に気づいたお父さんは去ろうと離れていく。
「ちょっと待ってください」
そう言って、お父さんを追いかけ引き止めて家の中へと入ってもらった。
今日はおばあちゃんがいないから、私がお茶を入れる。
「やっぱり和泉さんとこのお嬢さんだったんだね。この間、名前を聞いてもしかしたらって思ってたんだ」
私と桃田さんのおじいちゃん同士が友人だったんだから、桃田さんのお父さんもうちのおじいちゃんのこと知っていて当たり前だよね。
「あの、今日は何かあったんですか?」
「律はアメリカ行くんだろうか?アメリカに進出するって言う噂を聞いてね。アメリカ進出はあいつの夢だったから」
アメリカ?私は何も聞いていないけど。
夢だって聞いたことがなかった。
「直接聞けなくて、君なら何か知ってるかと思ったんだが」
桃田さんが話してくれないのはきっと何か理由があると思う。
私は話してくれる時まで待つよ。
「すみません。私何も聞いていなくて、知らないです」
「そうか、余計なこと聞いたね」
桃田さんのお父さんはやっぱり桃田さんの事を心配しているんだ。
だから、わざわざ私のところに聞きにかかたんだよね。