強引な彼と恋のマジックドライビング
「んんっっ」

すぐに力の入らなくなった身体は、あっという間に柚月に抱えあげられてその身体は柔らかなベッドに乱暴に下ろされ余裕のない瞳が私を見下ろす。

「朝陽、素直に言わないとキス以上のことこのままするぞ。

俺のこと好きだろ?」

するりと頬を撫でた指先が首筋をなぞり鎖骨に触れる。

指はいつのまにか唇に変わり、柔らかな舌が先程指を滑らせた場所を再びゆっくりとなぞっていく。

「ふーん…キス以上のことしたいんだ」

「…するつもりで連れ込んだんでしょ!」

可愛くない言葉を口にするが柚月はさらに目を細めて

「すぐに素直にさせてやる」

重ねられた唇は、すぐに熱い舌を滑り込ませ、すぐに私の舌を捉えて激しいキスは瞬くまに頭の中を真っ白にさせる。

身体のラインをなぞり始めた手がゆっくりとシャツの下から入り込み、脇腹を撫でると下着の中に入り込んで私の身体がビクッと跳ね上がった。

「朝陽、愛してる」

きつく抱き締め、耳元で何度も囁きながら私の中に深く身体を沈めた時、ようやくうわ言のように私の口からは

「柚月、好き。
んんっ、あっ…柚月…好き…」

と彼の熱を感じながら激しく身体を揺さぶられていた。
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