【番外編5/3UP】その王子、はらぺこ悪魔につき。
「知らないとは言わせない。刹那は俺のものになった」

「そういえば、そうだったわね」

「噛みつけるものなら噛みつけばいい。ただし。貴様の自慢の牙や顔面はおろか――下劣な脳ミソもろとも木っ端微塵になることは覚悟しておけ」


こわ……!


「それはどうかしら」

「俺も舐められたものだな」

「悪いけど私。そこらの雑魚(ザコ)とは違うから」


なに、このやりとり。


「面倒なことに刹那を巻き込むな」

「あなたがそれを言う?」


たしかにセロの方が色々とわたしを巻き込んできたぞ。


「大丈夫よ。私がついているんだから」

「貴様が一番危険だ」

「まさか。私が可愛い女の子に優しいの、よーく知っているでしょう?」
< 334 / 484 >

この作品をシェア

pagetop