【番外編5/3UP】その王子、はらぺこ悪魔につき。

「貴様」


セロが雛を睨み付ける。


「身の程を思い知らせてやろう」

「あはは。セロが怒ってる」


雛の背中から赤黒い翼がはえて、そのまま宙に浮かび上がった。


セロほど大きくはないものの、飛ぶのに十分のようで自由に空を舞う。


その姿はあまりにも美しく見とれてしまうほど。


「でもさあ。あんなに大きな印をつけるなんて。独占欲の塊って感じ」


雛に、気づかれてたんだ。

シルシのこと。


コソコソと着替えていたのに。


って


ドクセンヨク……?
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