Keeper.ll
「大丈夫…って、うわ…っ!」
これくらいなら大丈夫、の言葉なんて獣に対して言うか余程荒れている場所へと近づく時に対してくらいしか言わないと思ったが、確かにこれはひどいな。いや、厳密に言えば酷くない。
ただ、昨日騎馬戦が気になって調べた時に出てきた様な高校生の体育祭!という感じはしない。
「えぇー、騎馬戦ってこんなに泥沼争いだっけ…?」
『なんか昨日の動画よりも酷いけど…』
「そう?これでもまだ軽い方じゃないの?私の高校の時の方が酷かったわよ?」
『……、え?』
「え…?高校はどこに通われていたのか聞いても大丈夫ですか?」
「ええ、……黒狼高校っていう所よ。日本一荒れている高校だからこんなレベルは日常茶飯事なのよ。」
「へー、えっ!?このレベルが毎日ってとんでもないですね!!」
『……、あ、』
「え?、あ」
「あーらら、」
〈1回戦目!勝敗が決まりました〜!
B組対D組、勝ったのはD組です〜!!〉
「へー、神龍の幹部たちは…、」
『出てないですね、A組なので。』
〈2回戦目はA組とC組です!準備お願いしますー!〉
「A組とC組が不良が多いクラスなので、神龍のメンバーを見るなら2回戦ですね!でもさっき戦ってたのBとDなんだ、不良じゃないクラスであれってことはやっぱりここはヤンキー高校なんだねー。」