UNCERTAIN STORY
すると扉の前に居たアーガスが私の所まで歩いてきた。
「どうしたの?」
私の質問にアーガスは、扉の方を指差しながら、
「もう出て来るぞ。」
その言葉と同時に、扉の中から高さ七・八mはあるゼリーみたいな魔物が現れた。
うわっ、真っ黄色だし。グニャグニャ動いてて気持ち悪い~。
「なーリイム。とりあえず試してみて良いか?」
「ええ、良いわよ。」
アーガスは腰に帯びた剣を抜き、サーミュラルに向き直った。
「さーて、私はとりあえず負傷者の治療かな?」
私は倒れてる冒険者に懐から出した薬品を体全体にかけた。
その瞬間、冒険者の体が発光した。
光が収まると、完全に傷が癒えた冒険者が起き上がった。
「あ・あれ?傷が治ってる…君、今何を?」
冒険者の疑問に、私は空のビンを振りながら答えた。
「ああ、【エリクシル】よ。もう問題ないでしょ?」
男はそれを聞いて、面白いくらいに表情が変わっていった。
「エ・エリクシル!?
あの幻の秘薬と呼ばれ、それをかけるとどんな傷でも治るっていうあの!?」
「どうしたの?」
私の質問にアーガスは、扉の方を指差しながら、
「もう出て来るぞ。」
その言葉と同時に、扉の中から高さ七・八mはあるゼリーみたいな魔物が現れた。
うわっ、真っ黄色だし。グニャグニャ動いてて気持ち悪い~。
「なーリイム。とりあえず試してみて良いか?」
「ええ、良いわよ。」
アーガスは腰に帯びた剣を抜き、サーミュラルに向き直った。
「さーて、私はとりあえず負傷者の治療かな?」
私は倒れてる冒険者に懐から出した薬品を体全体にかけた。
その瞬間、冒険者の体が発光した。
光が収まると、完全に傷が癒えた冒険者が起き上がった。
「あ・あれ?傷が治ってる…君、今何を?」
冒険者の疑問に、私は空のビンを振りながら答えた。
「ああ、【エリクシル】よ。もう問題ないでしょ?」
男はそれを聞いて、面白いくらいに表情が変わっていった。
「エ・エリクシル!?
あの幻の秘薬と呼ばれ、それをかけるとどんな傷でも治るっていうあの!?」