UNCERTAIN STORY
「大丈夫だよ。あっさり終わるから。」


何か後ろで声が聞こえるけど、まっ良いか。


「よっし、行くか!」


私はサーミュラルの懐に飛び込み、右ストレートを打った。


~グニュ~


「あら?」

拳はサーミュラルの体内に取り込まれ、少しずつ引き込まれてった。

一瞬後には体全てがサーミュラルの体内に取り込まれてしまった。


「取り込んで溶かしちゃうつもりだろうけど、そうはいかないよ!」


私は目をつぶり、精神統一を始めた。
そして両手を前に出して、力を放出した!!


~ゴワッ!!~


わたしの両手から金色の炎が吹き出し、サーミュラルを炎に包んだ。


サーミュラルは数秒と立たず、灰にもならずに消え去っていた。


「はい、終了~♪」


魔物を消し去った私は、アーガスと冒険者の所に戻っていった。


「終わったよ~♪」


「お疲れ~。」


私達が声を掛け合ってる横で、男が口をパクパクさせてこちらを指差していた。

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