神楽先生はそんなに甘くない。
「だから、教師がもし使ってるところを確認したら没収するってことだ。だがしかし、俺はお前がスマホを手に持っているのは見たが、使ってるところは見ていない。よって没収する義務はない。」
へ......
「屁理屈だ......」
私がただ呆然とそう呟くと、向こうは「屁理屈で結構」と何故かふんぞり返っていた。
「ってことで、今回は没収しない。だからお前ももう絶対に学校で使うなよ。俺以外ならいいが、なんかお前との遭遇率高いしな、もし次も俺が発見して没収ってなったら...手続きが死ぬほど面倒くさい。だから使うな。」