eternal〜守りし者〜
穏やかな昼下がり…庭で出会いの頃を振り返った2人。悲しみの果てに出会い、辛く苦しい修行に明け暮れた日々。それでも掛け替えの無い出会いと絆を得た事…全てが今に繋がる。鈴達は、これまで乗り越えて来た悲しみの分…明るく穏やかな今を大切にしようと思っていた。
『鈴、明日の法願寺(ほうがんじ)への参拝…共に来んか?』
『…え?私がですか?』
『あぁ…この時期、法願寺は庭の池に誠美しい睡蓮がいっぱいに浮かんで、それは見事なもんでな…1度、鈴にも見せてやりたいと前から思っておった。それに、今は空我を紗江の側に居させてやりたい。』
『…まぁ……鈴は嬉しゅう御座います。殿と出掛けられる事も、友を思うそのお優しいお気持ちも。』
嬉しそうな笑みを浮かべる鈴に、将季は優しく頷いた。
法願寺の僧侶 蔵茉(くらま)は将我の父、すなわち将季の祖父 将念(しょうねん)の古い仲であり、将季は年に何度か足を運び戦で失った兵達の供養をしていた。これまで、空我が共に付き添ったが今は紗江と産まれたばかりの子の側に居させてやりたかった。
『なんや…幼な子の様に胸が弾む様です…。』
楽しみで仕方の無い…そんな表情を浮かべる鈴に将季も胸が弾んだ。
『ならば、明日はお涼に頼むとするか…。将呼も沙莉も、どう言う訳かお涼にひどく懐いておる…明日1日ならば紗江も大丈夫だろう。』
『はい。ならば私が紗江に話して参ります。』
そう言って鈴は軽い足取りで紗江の部屋へと向かった。
『鈴、明日の法願寺(ほうがんじ)への参拝…共に来んか?』
『…え?私がですか?』
『あぁ…この時期、法願寺は庭の池に誠美しい睡蓮がいっぱいに浮かんで、それは見事なもんでな…1度、鈴にも見せてやりたいと前から思っておった。それに、今は空我を紗江の側に居させてやりたい。』
『…まぁ……鈴は嬉しゅう御座います。殿と出掛けられる事も、友を思うそのお優しいお気持ちも。』
嬉しそうな笑みを浮かべる鈴に、将季は優しく頷いた。
法願寺の僧侶 蔵茉(くらま)は将我の父、すなわち将季の祖父 将念(しょうねん)の古い仲であり、将季は年に何度か足を運び戦で失った兵達の供養をしていた。これまで、空我が共に付き添ったが今は紗江と産まれたばかりの子の側に居させてやりたかった。
『なんや…幼な子の様に胸が弾む様です…。』
楽しみで仕方の無い…そんな表情を浮かべる鈴に将季も胸が弾んだ。
『ならば、明日はお涼に頼むとするか…。将呼も沙莉も、どう言う訳かお涼にひどく懐いておる…明日1日ならば紗江も大丈夫だろう。』
『はい。ならば私が紗江に話して参ります。』
そう言って鈴は軽い足取りで紗江の部屋へと向かった。