eternal〜守りし者〜
『誠…幼な子の様じゃ…。』
将季は鈴を見てそう呟き笑った。
紗江の懐妊が分かると、将季は直ぐに裁縫部屋からお涼を出し、鈴や紗江の世話係として側に付くよう命じた。そもそも、お涼に紗江の世話を…と言い出したのは鈴で、将季も納得した上で主に紗江の側に付けた。お涼は寺で沢山の子供達を見ていた経験からか、子供達には滅法好かれた。
紗江は快く了解し、お涼にそうする様伝えたが、空我は1人心配していた。
『…ですから、大丈夫です。空我は紗江のお側に。お涼をお借りするのだ…明日は2人で大季と家族水入らずとすれば良い。』
『…しかし…。』
『あなた、鈴様も久々に殿と2人でお出掛けになりたいのです…。空気を読めぬは血筋で御座いますか…?』
そんな紗江に、顔が固まる空我を見て皆が笑った。
『良いか?』
頬を赤らめ問う鈴に空我は頷くしか無かった。
『あぁぁ…別に…空気が読めんと言う訳では…。』
『分かっておる空我!ありがとう。』
『まぁ…あっ、でも…いくら平和な世になったとは言え、一国の殿に代わりは無いのです。寺の外で待たせても良い。せめて、私の代わりに師匠を共にお連れしてはくれませぬか?』
『…誠…心配性じゃなぁ…空我は。それでは2人きりのという…あれでは…。』
『ですから、寺への行き来の間だけに御座います。中へはお2人で参られれば良いと。』
『…うん。分かった。どうせ道中は籠の中じゃ。師匠を連れて行って参る。これで良いな?』
将季は鈴を見てそう呟き笑った。
紗江の懐妊が分かると、将季は直ぐに裁縫部屋からお涼を出し、鈴や紗江の世話係として側に付くよう命じた。そもそも、お涼に紗江の世話を…と言い出したのは鈴で、将季も納得した上で主に紗江の側に付けた。お涼は寺で沢山の子供達を見ていた経験からか、子供達には滅法好かれた。
紗江は快く了解し、お涼にそうする様伝えたが、空我は1人心配していた。
『…ですから、大丈夫です。空我は紗江のお側に。お涼をお借りするのだ…明日は2人で大季と家族水入らずとすれば良い。』
『…しかし…。』
『あなた、鈴様も久々に殿と2人でお出掛けになりたいのです…。空気を読めぬは血筋で御座いますか…?』
そんな紗江に、顔が固まる空我を見て皆が笑った。
『良いか?』
頬を赤らめ問う鈴に空我は頷くしか無かった。
『あぁぁ…別に…空気が読めんと言う訳では…。』
『分かっておる空我!ありがとう。』
『まぁ…あっ、でも…いくら平和な世になったとは言え、一国の殿に代わりは無いのです。寺の外で待たせても良い。せめて、私の代わりに師匠を共にお連れしてはくれませぬか?』
『…誠…心配性じゃなぁ…空我は。それでは2人きりのという…あれでは…。』
『ですから、寺への行き来の間だけに御座います。中へはお2人で参られれば良いと。』
『…うん。分かった。どうせ道中は籠の中じゃ。師匠を連れて行って参る。これで良いな?』