eternal〜守りし者〜
『……眠ったか?』
そっと部屋に入ってきた将季。
『……はぃ。』
将季は将呼の隣に横たわると袖を掴む将呼の小さな手に気付いた。
『……こいつ…。』
そう言って将季は笑いながら息子の鼻を指で突いた。
『……今宵は鈴の隣を譲ってやるか…。』
『……将呼は、沙莉に遠慮して甘える事を我慢していたのやも知れません…。私は、それを気付いてやれなかった…。母失格に御座いますね…とても申し訳なく思う…。』
そう語る鈴に将季は手を伸ばし頭を撫でた。
『……たまにこうして隣で寝てやれば良い。この子達には、いつだって甘えられる母が居るのだという事…それが当たり前であって欲しい…。』
『…はぃ。』
そうして将季はそのまま部屋へは戻らず、鈴と子供達と一緒に眠りについた。
家族4人…並んで眠ったのは、これが初めてだった。この世が1つになり、平和な世へと移り変わっていく中で鈴達は"これ以上の幸せは無い"という経験を何度も繰り返した。何気ない暮らしの中で、毎日の様に感じる些細な幸せさえ噛み締めて過ごした。
それは、空我と紗江にとっても同じであった。皆が穏やかに過ごせる事、授かった命へと注ぐ愛に溢れている事、戦の無い世がどれだけの幸をもたらすのか…それを共に分かち合う友が、仲間が、同志が居る。
…そう…そんな世にしたかったのだ…
この日将季は、とても幸せな夢を見た。
そっと部屋に入ってきた将季。
『……はぃ。』
将季は将呼の隣に横たわると袖を掴む将呼の小さな手に気付いた。
『……こいつ…。』
そう言って将季は笑いながら息子の鼻を指で突いた。
『……今宵は鈴の隣を譲ってやるか…。』
『……将呼は、沙莉に遠慮して甘える事を我慢していたのやも知れません…。私は、それを気付いてやれなかった…。母失格に御座いますね…とても申し訳なく思う…。』
そう語る鈴に将季は手を伸ばし頭を撫でた。
『……たまにこうして隣で寝てやれば良い。この子達には、いつだって甘えられる母が居るのだという事…それが当たり前であって欲しい…。』
『…はぃ。』
そうして将季はそのまま部屋へは戻らず、鈴と子供達と一緒に眠りについた。
家族4人…並んで眠ったのは、これが初めてだった。この世が1つになり、平和な世へと移り変わっていく中で鈴達は"これ以上の幸せは無い"という経験を何度も繰り返した。何気ない暮らしの中で、毎日の様に感じる些細な幸せさえ噛み締めて過ごした。
それは、空我と紗江にとっても同じであった。皆が穏やかに過ごせる事、授かった命へと注ぐ愛に溢れている事、戦の無い世がどれだけの幸をもたらすのか…それを共に分かち合う友が、仲間が、同志が居る。
…そう…そんな世にしたかったのだ…
この日将季は、とても幸せな夢を見た。