eternal〜守りし者〜
寺に着くと2人は籠から降りた。
『私は此処にてお待ち致しております。』
『うん。』
佐護路は将季と鈴が並んで寺へ入って行くのを見送ると2人が戻るのを外で待った。
『よう参られた。』
蔵茉が2人を出迎えた。鈴は将季の横で頭を下げた。
『蔵茉、我妻鈴だ。ここの睡蓮を見せてやりたくてな…。』
『鈴と申します。』
『ほぉ〜う。将季様が唯一心を奪われたと申します…。』
『…え?』
『良い良い、その様な話は…顔から火が出そうになるわ。』
珍しく照れる将季に鈴は蔵茉の話が聞きたくなった。
『…ん〜?何です?鈴も聞きとう御座います。』
『良い良いッ!此処へは供養に参ったのだ。蔵茉ッ…早よう…いつもの経を唱えよ。』
蔵茉はお経を唱え、2人は手を合わせた。それが終わると、池の見える部屋へと案内し茶を立ててくれた。
『本当に綺麗な眺めに御座います。来て良かった…。』
鈴は近くで見たいと言い、庭に出て睡蓮を眺めた。
『…ところで、今日空我様は…?』
『あぁ、空我にも子が産まれてな…。5日程前だ…。』
『さように御座いましたか…。空我様も父になられたか…。』
『……大吾の大に俺の季を取って、大季と名付けやがった。俺の名など、使わんでも良いのに…。』
『私は此処にてお待ち致しております。』
『うん。』
佐護路は将季と鈴が並んで寺へ入って行くのを見送ると2人が戻るのを外で待った。
『よう参られた。』
蔵茉が2人を出迎えた。鈴は将季の横で頭を下げた。
『蔵茉、我妻鈴だ。ここの睡蓮を見せてやりたくてな…。』
『鈴と申します。』
『ほぉ〜う。将季様が唯一心を奪われたと申します…。』
『…え?』
『良い良い、その様な話は…顔から火が出そうになるわ。』
珍しく照れる将季に鈴は蔵茉の話が聞きたくなった。
『…ん〜?何です?鈴も聞きとう御座います。』
『良い良いッ!此処へは供養に参ったのだ。蔵茉ッ…早よう…いつもの経を唱えよ。』
蔵茉はお経を唱え、2人は手を合わせた。それが終わると、池の見える部屋へと案内し茶を立ててくれた。
『本当に綺麗な眺めに御座います。来て良かった…。』
鈴は近くで見たいと言い、庭に出て睡蓮を眺めた。
『…ところで、今日空我様は…?』
『あぁ、空我にも子が産まれてな…。5日程前だ…。』
『さように御座いましたか…。空我様も父になられたか…。』
『……大吾の大に俺の季を取って、大季と名付けやがった。俺の名など、使わんでも良いのに…。』