eternal〜守りし者〜
『…良かった。華(はな)…探したのよ…。』
そう言って胸に手を当てると、ゆっくり近付いてきた。
『この子の母親か?』
『えぇ…奥の川で洗濯をしている間に居なくなってしまって…。』
鈴はこの違和感が何なのか頭を駆け巡らせた。
『そうか…。近くに川があるのか…家は?この近くか?』
『はい…さぁ、華ッ、こちらへ。』
そう言って女が手を伸ばすと何故か子供を抱えた将季と女の間に割って入った鈴に驚いた。
『どうしたのだ!?』
『…殿、おかしくはありませんか…?この辺に家?見渡す限り竹林に御座います。それに…小川が流れる水の音など全く聞こえてきませぬ。』
『…え?そんな…もう少し奥に川が…』
『ならば、こんな幼な子が1人で川が見えなくなるこんな所まで歩いて来たと?だとしても、おかしい…。いくら殿のお顔を知らずとも…ここ駿流美の地でこの籠の家紋を知らない筈がない。それに…貴女はくのいちだ。』
将季は目を見開いた。
『くのいち………?』
そう言って女は笑い出すと腰から小刀を出した。
『私は藤原軍 冴羽 克徳の妻 雛多。あんたが抱いてるのは克徳の娘よ菅張 将季ッ!』
鈴は構えるも丸腰、見に纏う服も重く動きづらい…どう考えても不利である。
そう言って胸に手を当てると、ゆっくり近付いてきた。
『この子の母親か?』
『えぇ…奥の川で洗濯をしている間に居なくなってしまって…。』
鈴はこの違和感が何なのか頭を駆け巡らせた。
『そうか…。近くに川があるのか…家は?この近くか?』
『はい…さぁ、華ッ、こちらへ。』
そう言って女が手を伸ばすと何故か子供を抱えた将季と女の間に割って入った鈴に驚いた。
『どうしたのだ!?』
『…殿、おかしくはありませんか…?この辺に家?見渡す限り竹林に御座います。それに…小川が流れる水の音など全く聞こえてきませぬ。』
『…え?そんな…もう少し奥に川が…』
『ならば、こんな幼な子が1人で川が見えなくなるこんな所まで歩いて来たと?だとしても、おかしい…。いくら殿のお顔を知らずとも…ここ駿流美の地でこの籠の家紋を知らない筈がない。それに…貴女はくのいちだ。』
将季は目を見開いた。
『くのいち………?』
そう言って女は笑い出すと腰から小刀を出した。
『私は藤原軍 冴羽 克徳の妻 雛多。あんたが抱いてるのは克徳の娘よ菅張 将季ッ!』
鈴は構えるも丸腰、見に纏う服も重く動きづらい…どう考えても不利である。